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2003/11/28更新
海外旅行で見た米軍の将校ハウスは、夫婦ふたりのリゾート定住生活にぴったり
房総・渡邊さん
10年以上も前から着々と計画を進行
 渡邊初さん、邦子さんのリゾート定住計画は、10年以上前から始まっていた。ゆくゆくは自然豊かなところで暮らしたいと、国内外問わず旅行して「ピンとくる場所を探していたんです」と初さん。
 オーストラリア、八ヶ岳、伊豆など何カ所かの候補地があがり、50歳を過ぎて、退職後の永住の地に定めたのが、この房総勝浦。
「東京と気軽に行き来ができること。そして何より、気候が温暖で、明るいのが気に入りました」
 97年にまず土地を購入し、2年後の99年頃から建物の計画に。家はかねてから、海外旅行の折に見たアメリカ軍キャンプの将校ハウスのようなイメージで建てようと決めていた。

平屋建てで老後も暮らしやすく
 ところが実際に建てる段になると、大手のハウスメーカーでは間取りなどの自由度が限られてしまう。困っていたところへ一通の妙なDMが舞い込んだ。地元勝浦の工務店からのもので、何と手書きのチラシをカラーコピーしたもの。よく見ると完成したての家の写真もあり、これが意外にお洒落だ。部材はほとんど、スペインを中心に欧米からの輸入材で、ツーバイフォー工法の家だが、間取りは、風水と易学を踏まえた初さんのプランを実現できるという。さっそく依頼を決め、夫婦ふたりで暮らすのにちょうどいい2LDKの平屋の家を建てることにした。
 「平屋なら壁塗りなどのメンテも自分でできるので、お金がかからないでしょ(笑)」
 もちろん、老後の暮らしに備えた家であることはいうまでもない。

DATA
所在地/千葉県勝浦市
敷地面積/802m2
建物面積/83.5m2
着工/00年11月
完成/01年4月
建築費/約1600万円
設計・施工/つるおか工務店
白とグリーンのコントラストが映える渡邊さんの家。高台なので日当たりも、見晴らしも申し分なしだ

念願だった約30畳の広いデッキ。別荘地暮らしは庭仕事などで意外に忙しいが、時間ができると、ここでお茶を一杯
「依頼先選びは、そこが建てた物件を見せてもらうのがいちばん」と話す渡邊さん
定住前に蕎麦打ちを習ったという初さん。別荘地に仲間に腕を披露することも度々
玄関からリビング外のデッキまで一直線。廊下は1.5m幅で、広々
暖炉は友人からの新築祝い。暖房はこれだけだが、平屋のせいか家中暖まる
邦子さんの香水瓶コレクションが並ぶサニタリーは、照明も設備も、カタログからご夫妻で選んだものだという。カントリー調のカーテンごしに南からの明るい日差しがあふれて、まるで外国のインテリア雑誌のようだ
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