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2004/4/15更新

カメラ、天体観測、音楽鑑賞。趣味三昧でひと月の半分はリゾート暮らし

蓼科・穐山さん

ほしかったのは障害物のない広い空
 カメラが趣味で山と星が好きという穐山一郎さんが選んだリゾートは、山の自然が豊かで空気のきれいな蓼科だった。
「天体観測はカミさんのほうが熱心で、私は教えを請う立場なんですが、ふたりの趣味を満足させるとなるとこの蓼科だったんです」
 敷地を選ぶ基準は障害物のない広い空。その結果、購入したのは南面に道路と用水路があり、近隣の別荘とも距離のある南傾斜の土地だった。これなら天体観測を妨げるものはほとんどない。道路に出れば、晴れた日には東方向に八ヶ岳の主峰・赤岳とその隣の阿弥陀岳がくっきり見えるのも気に入った。
 別荘を建てるにあたっては、当初、天体観測スペースを母家内に設けようとしたが、冬の積雪などの理由から断念。南側の傾斜部分に、観測ドームとして建てることにした。

毎年のサイトウ・キネンが楽しみ
 一方、写真の趣味は中学時代からで、雪の穂高を撮った写真が美しかったことから始まった。現在は風景をモチーフにしたものが多いが、今後は高山植物などを撮っていきたいと考えている。
「私は歌、カミさんはギターを弾くんですが、聴くほうも大好きで、毎年開催されるサイトウ・キネン・フェスティバルを楽しみにしているんです。ここは松本にも近いし、都合がいいんですよ」
 昨年はチケットを取るのに夫妻がここと平塚にある自宅に分かれて電話をかけまくったとか。おかげで5つの公演を聴くことができた。リタイア後はこうして趣味三昧の日々で、毎月の半分は蓼科で過ごしているという。

≪DATA≫
所在地/長野県茅野市
土地面積/約1381m2
建物面積/約115m2
完成/1999年12月
取材協力/三井の森
TEL)0266-76-5756
http://www.mitsuinomori.co.jp/
スライド式ルーフの天体観測室。この別荘地では離れを建てることができないため母屋の付属室となっている

母屋の室内は2階の階段ホールがまるで中空に突き出したような格好。おもしろい空間構成だ 男のこだわりのひとつである薪ストーブ。写真はもちろん穐山さんの撮ったもの。海の風景だ 穐山さんが撮った蓼科山からの浅間山の夕景。大学時代は登山部で、エベレスト登頂にも憧れていた
穐山邸の外観。南斜面に建っている箱状の建物が天体観測室。知らない人はよく大きな燻製室と間違えるとか 向こうに見えるのがお気に入りの赤岳と阿弥陀岳。別荘を拠点にカメラを持って出かけることも多い

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