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2004/4/30更新

釣りを目的に太平洋を望むリゾートに定住

房総・山内さん

釣り好きには最高のロケーション
 「故郷は岐阜県。子供の頃から毎日、近所の川で釣りをした。それが私の原風景なんです」
 だから釣りはその頃以来の長年の趣味と、山内さんは思い出に目を細める。ちょうど1年前、43年間務めた教職を勇退し、妻とともに神奈川県・横浜市の一戸建てから千葉県・勝浦市の高台にあるリゾートに移り住んだ。
 この地を選んだのは目の前の太平洋。釣り好きにとっては最高の漁場だ。早朝か夕方、日参する釣り場は小さな漁港の突堤。家からは電動自転車で15分ほどの距離で、適度な運動が健康にいいし、交通渋滞に巻き込まれることもない。

釣った魚の料理の腕もプロはだし
 「アジを主流にスズキ、ヒラメ、カサゴ、メバル、タコ。よく釣れて意外とうまいのがボラです」
 釣果を語ると、瞳に輝きが増す。目的のものを釣り上げるため、餌の付け方、棚の取り方、テグスは針はと、魚種に合わせて道具を工夫し自作もする。その甲斐あってか、去年の夏は魚を買うことがなかったという実力派だ。加えて、釣った魚を調理する腕前もプロはだしとあって、帰宅を待つ奥様のウケもすこぶるいい。
「広い海のなかのどこにいるのかわからない、気まぐれな魚に向かって竿を振る。読みがピタッと当たって、狙った魚が釣れたときは本当にうれしい。それを一緒に食べて喜んでくれる妻の顔を見ると、またうれしいんです」
 釣りは人生のすばらしい出会いにも似ていると語る山内さんだ。

≪DATA≫
所在地/千葉県勝浦市興津
土地面積/516.68m2
建物面積/159.81m2
建築費/4300万円
完成/2002年1月
釣りを楽しむ山内さん。この日は近くの守屋海岸の岩場へ。「アジやボラならおもしろいように釣れるんですけどね」とヒラメ狙いには少々苦戦

別荘のウッドデッキで本日の釣果に舌鼓を打つ山内さん夫妻。手際よくさばき、美しく盛り付けた大皿を囲んで会話も弾む 調理は見よう見まねで覚えたという山内さん。まな板は使いやすいように、廃材で自作したもの ミレーニア勝浦に建つ山内邸。開放的で明るく、海と山の展望が開けた立地が購入の決め手に

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