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2004/6/30更新

年間120日の山荘生活。創作活動がもたらす充実の毎日

蓼科・黒田さん

床下に作業場のある建売別荘
 「別荘は衝動買いでした。こっちで陶芸をやろうと決めてましたから、最初は登り窯をつくろうなんて燃えていたんですよ」と言うのは、愛知県日進市に自宅のある黒田和宏さん。8年ほど前、中京大学のオープンカレッジで陶芸教室に参加し、土いじりに親しんだのが陶芸にのめり込むきっかけだった。講習は半年だったが、それ以後、市が主催する陶芸教室に申し込み、現在も月2回は通っている。
 黒田さんが購入したのは、茅野市にある〈蓼科ビレッジ〉の建売別荘だ。斜面に建てられていて、西側部分の床下に空間がとれるため、ろくろを置いて作業場とするにはもってこいの建物だった。
 「でも、冬は気温が低すぎて粘土がカチカチになってしまうので驚きました。自宅と行ったり来たりですが、年間120日は蓼科で過ごしていますね」(和宏さん)

そろそろ2回目の二人展を
 一方、妻の春之さんが趣味にしているのはニードルポイント(英国刺繍)。一般的には英国伝統の絵柄を題材に選ぶが、春之さんは好きな絵画や写真をモデルにする場合が多い。現在、手がけているのは『ローマの休日』のオードリー・ヘップバーンで、完成までには6カ月ぐらいかかるという。この別荘地には毎年恒例の夏祭りがあり、2000年には夫妻で二人展を開いた。
 「別荘の室内とデッキに作品を飾り、お茶とお菓子を用意して、お客さまを迎えるんです」と春之さん。お互いの作品もたまったことだし、そろそろ2回目を開こうかと考えている。
※あれから5年目の今年、ビレッジの夏祭りに山荘で2回目の作品展を開くことが決定。日時は、2004年8月5日、6日、7日の3日間で時間は午前10時より午後4時まで。


≪DATA≫
所在地/長野県茅野市
土地面積/1431m2
建物面積/108.76m2
購入年月/1999年8月
取材協力/蓼科ビレッジ
(TEL)03-3356-3201
http://www.tateshina-v.co.jp/
冬は粘土が硬くなってしまうので、こねる場合は薪ストーブで温めて使う。天気がよい日にはこうしてデッキで作業も

ふだんは床下、基礎部分の空間にろくろを置いて作業をする。夏場でもかなり涼しいので、仕切りや暖房器具の設置も考えている 春之さんの刺繍。細かい作業なので1日4時間ぐらいが限度。穏やかな気持ちになるという 和宏さんの作品はアーティスティックなものが多い。作品の構想にはいつも頭を悩ませる 温泉巡りのついでに立ち寄った別荘地で、この物件に決めた。リゾート生活は以前から考えていたが、購入は思いのほか即決だった 傾斜地に立っているため西側の床下空間が大きくなる。そこを作業場とした

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