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2004/9/15更新

緑豊かな別荘地で楽しむ親子それぞれの自由時間

那須・藤田さん

建物は自然素材とバリアフリーで
 藤田さんの別荘は、那須といっても福島との県境に近い、緑豊かな別荘地にある。
 「妻の母が買った土地に、私たち夫婦が建てました。二男が障害を持っているので、できるだけ自然の中に連れて行ってやりたいと思ったんです」と藤田さん。そのため設計は、自然素材を上手に使う建築家に依頼し、バリアフリーで建てることを注文した。
 とはいえ、敷地はかなりの傾斜地。そこで、玄関を低い位置につくり、そこから屋内の階段でLDKや寝室のある2階に上がるようにした。こうすれば天気が悪いときに、延々外階段を上る必要がないし、手荷物もとりあえず玄関に置くことができる。階段は幅をゆったりとってあるので介助もできるし、必要であれば階段昇降機を設置することも可能だ。

子どもたちは裏山でどろんこ遊び
 2層に分けるメリットはそればかりではない。高い位置に広めのバルコニーがとれるので、周囲の眺望が楽しめる。季節のよいときには、ここが家族そろっての食事の場だ。
 「友だちが来たりして大人数になったときは、裏の林でバーベキューをするんですよ。だから台所の横の出入り口は、絶対必要でした」。 裏山には、3人の子どもたちの大好きなどろんこ遊びができる場所もある。
 「浦和と違って、ここならどろんこ遊びが思いきりできますから、子どもたちはもう大喜び。いくら洗濯しても追いつきません」
 昼間の遊びで疲れた子どもたちが、温泉を引いたお風呂に入って寝てしまうと、あとは大人の時間だ。音楽を聴きながら、夫婦でゆったりお酒を楽しむ。

≪DATA≫
所在地/栃木県那須町
敷地面積/379.48m2
建物面積/106.53m2
着工/2002年6月
完成/2002年11月
建築費/約2700万円
設計/松原正明(松原正明建築設計室)
     TEL 03-3939-3551 ホームページはこちら
上/眺めのよいバルコニーでくつろぐ藤田さん一家
下/今までの土にさわることのない生活から、今ではどろだらけの生活に

左が玄関のある1階部分。この高さを外階段で上がっていくのはやはり大変だ 浴槽はヒノキ。温泉は肌がツルツルして気持ちがよい バルコニーと一体になるダイニングコーナー。左手のキッチンには、外へのサービス用の出入り口を設置

ストーブのための薪割りは藤田さんの仕事。斧一振りで見事に割れる  

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