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2004/9/30更新

ワンルーム、ガラス張りのリゾートハウスで愛犬ものびのび

軽井沢・榎本さん

ファラオのために建てた別荘
 文京区小石川に住む榎本さん夫妻の愛犬は、その名もファラオ。グレーハウンドとテリア種の交配によってつくり出されたドッグレース用のウィペットという犬種だ。軽井沢に別荘を建てたのは、このファラオを広いところでのびのびと遊ばせるためだった。
「自宅がマンションなので最初は郊外の一戸建てに住み替えようと土地を探していたんですが、なかなか思うような物件がなくて」
 そんなとき、ふと目にしたリゾート物件のパンフレットで、別荘を建てることに方向転換してしまった。建物は、ネットで探した建築家に依頼。プランは開放感のある家を、できれば廊下と扉がないワンルームでと注文した。なぜなら、ファラオがどこでも自由に歩きまわれるからだ。

ガラス張りだから外と内が一体に
 完成したのは04年の1月。南と北の両面がガラス張りで、キッチン、リビング、そして寝室まで一体という平屋建ての別荘だった。しかもシャワー室までガラス張り。床はバルコニーの部分まで、同じ素材の玄昌石が敷かれている。そのため、バルコニーまでが室内と一体空間になって、広がりは申し分ない。ファラオが歩いても傷がつかないし、細かい凹凸で足を滑らせることもない。
「屋内にいても外の自然がそのまま感じられるようで、とても気に入っています」
 軽井沢での夫妻の日課は、やはりファラオが中心。朝1時間の散歩と、午後からはゆっくり2時間ほどかけて周囲を歩く。近くに乗馬クラブを見つけたので、そのうち乗馬も再開してみようかと思っている。

≪DATA≫
所在地/長野県軽井沢町
敷地面積/1646m2
建物面積/127.74m2
着工/2003年6月
完成/2004年1月
設計/尾関勝之(尾関建築設計事務所)
電話 03-5430-0641 ホームページ http://www.01.246.ne.jp/~ozeki/
外と内が一体となる気持ちのいい別荘でくつろぐ榎本さんとファラオ。バルコニーの外縁に雨戸が立てられるので留守のときも安心

シャワー室もガラス張りだが、心配ならブランドを下ろして浴びることもできる。バルコニーは内開きの扉を設置 榎本さん夫妻は欧米への赴任生活が長い。床に石を選んだのはそれがヒントになった。「できれば大理石にしたかった」 軽井沢でも追分に近い、明るい林の中にある榎本さんの別荘。冬は雪が積もるが、その眺めがまた美しい

南と北の両面がガラス張り。床暖房と暖炉で冬の厳しい寒さにも備えた。コルビュジェのソファは新たに購入した LDKと同じ空間にあるベッド。だからファラオもいつも一緒だ。左は外の景観を生かしたピクチャーウインドー  

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