| 傾斜を利用し、4層のフロアに
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東京で建築会社を経営する磯辺良男さん(55歳)の別荘は、熱海の街の少し南、相模湾を見下ろすように切り開かれた別荘地の中腹だ。住まいのある世田谷区からは車で約1時間半。その近さと、「軽井沢と同じくらい」の涼しさ、そして相模湾の眺めが何よりの魅力だという。
敷地は海に向かってかなり急に傾斜している。そのため1階を玄関、3段ほど下がったフロアに寝室、2階に廊下と浴室、そこから3段ほど下げてLDKとスキップフロアにして、それぞれに高さの違う眺めを楽しめるようにしている。 |
| 「非日常」を楽しむ空間
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この別荘の設計は磯辺さんの会社が提携している建築士さんによるもので、プランを依頼した際に磯辺さんが出したこの別荘のテーマは、非日常。
「だって、忙しい時間をやりくりして来るんだから、ここではせめて日常を忘れたいもの」
そのテーマどおりに、LDKの天井は吹抜けで、西側はほぼ全面が窓。東には海を望むデッキが張り出しているという開放感満点のつくりで、リビングの一角には囲炉まである。
「ねっ、日常を忘れるでしょ」と磯辺さん。日が暮れなずむころともなれば炭を入れ、ゆっくりと燃える火を眺めながらグラスを傾けるのがここでの習慣だとか。 |
| 海を眺めながら温泉にどっぷり
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そして、この別荘のもうひとつの非日常空間がリビングよりさらに一段高い位置にある浴室だ。海に面して大きな窓があり、湯につかりながら相模湾を一望できる。約4畳ほどの広々とした空間で、湯はもちろん温泉。
外からの視線が気になって、はじめは躊躇したという妻の佳古さんも、「気持ちいいですよ〜」。社員の保養所も兼ねているというこの別荘、ここにいるだけで日常を忘れられることは間違いなしだ。 |
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| LDKは約40畳。左手の窓からは、晴れた日には伊豆大島が望める |
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