| 週末、軽井沢に帰る
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| 30歳代のDINKSであるMさん夫妻は、昨年、ウイークデーは東京都内の賃貸マンションに暮らし、週末には「軽井沢の自宅」に帰るという念願のライフスタイルを実現した。住まいにかけられる予算は4000万円ほど。都会では、ゆったり暮らせる空間は難しい。ならば、大好きな軽井沢に建てようというのがその理由。設計・施工を依頼したのは、軽井沢で別荘建築を専門に手がけて四半世紀以上になる地元工務店。あくまでも「自宅」なので、真冬でも使える寒冷地仕様を希望した。 |
| 天井高は最高で5m40cm
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そんなMさん夫妻の要望を受けて約4カ月の工事期間の後に完成した家は、床面積81.77m2と、比較的コンパクトな木造の平屋。片流れの大屋根の外観はシンプルだが、実は別荘らしさの演出が随所に施されている。
例えば建物の横幅いっぱいに広がる20畳のLDK。ほかの部分から一段下がったスキップフロアになっていて、天井高は最高で約5m40cmというから2階建ての吹抜けに相当する開放的な空間だ。ふたりが最も多くの時間を過ごす場所でもある。玄関ドアを開けると、幅の広い廊下の先の正面が、そのLDK。玄関から、LDKに設けた大きな窓ごしに外に広がる別荘地の緑が一望できるというしかけだ。 |
| 床暖房を利用して水まわりの凍結を防止
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さらにMさんの家には設備・仕様の面でも、高原の冬を快適に過ごすための工夫がある。
まず暖房は、LDKの角に大型の薪ストーブを設置。性能的には家全体を暖めるのに十分なのだが、週末のみの利用だと不在時に零下まで下がった室温が暖まるまで1時間以上要することもある。そこで電気式の床暖房も取り入れ、不在のときにも常に5度に設定して運転しているという。5度からであれば、薪ストーブと併用で短時間に快適な温度まで暖めることができるのだ。しかも、キッチンやトイレなどの水まわりエリアにも床暖房が設置してある。そのため、水道の凍結が防止でき、面倒な水抜きや通水の必要がない。まさに「いつ来てもすぐに快適に利用できる週末の家」なのだ。 |
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| LDKは20畳の広さ。最大で5m40cmの天井高が開放的だ |
≪DATA≫
所在地/長野県軽井沢町
敷地面積/498.1m2
建物面積/81.77m2
建築費/3000万円
工法/木造在来工法
施工/シンケンチク
電話/0267-42-7777
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