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2005/3/31更新

陶芸クラブがきっかけでわが家を仲間の集うギャラリーに

房総・久米さん

定住を目的に別荘地に買い換え
 東京の杉並に自宅があった久米さん夫妻が、房総のリゾート定住を始めたのは4年前。温暖な地であることもさることながら、別荘地の美しい街並みがなにより気に入った。しかも、目の前は山の眺望。別荘地のいちばん奥で静かなわりに、勝浦駅に1日7往復、バスが運行しているという便利さもある。
 「これこそ理想の地と思ったんです。管理費は年間30万円かかりますけど、芝生や植木の手入れはしてくれるし、良好な環境がずっと守られますから」と妻のマサ子さん(60歳)。いっぽう夫の敬次さん(77歳)には「へんぴ過ぎて飲みにも行けない」という不満はあったが、妻の意見に従った。

陶芸も畑仕事もさらに楽しみを広げて
 リゾートに暮らし始めてまもなく、マサ子さんはクラブに所属して陶芸を習い始める。それをきっかけに、陶器の収集にも興味を持ち、各地の窯元を訪ね歩いた。そして始めたのが、集めた陶器を眺めながら趣味の仲間が語り合うためのギャラリーだ。
 「同好の士と語り合うのが楽しいんですね。陶器は、ほしいという方にはお譲りしていますけど、商売というわけではありません」
 さらに夫妻そろって畑仕事にも手を染めた。最初は50坪ほどだったが、現在は友人夫妻と一緒に、300坪の畑を借りてたくさんの野菜をつくっている。まわりの農家の人たちがいろいろと教えてくれるので、収穫も期待以上だという。リゾート定住をきっかけに生活は大きく変わった。

≪DATA≫
所在地/千葉県勝浦市
敷地面積/613.8m2 建物面積/105.6m2 利用開始/2001年2月
購入費/約2000万円 リフォーム費用/約1000万円
陶器は見るのも大好きで、いまでも日本各地の窯元を訪ね歩いている

リビングから続く和室がギャラリーとなっている 車で20分ほどのところにある畑は無料で借りている 建物はけっこう傷んでいたためリフォームにはかなり費用がかかった デッキは敬次さんが日曜大工で補修

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