別荘・リゾート定住ならほしいリゾートnet > リゾート購入体験記
那須・塩原・日光エリアの注目物件はこちら

2005/4/15更新

水がおいしい土地で地元にも愛されるそば店をオープン

那須・中野さん

そば嫌いを夢中にさせたそば打ちの魅力
 「実は40歳までそばが嫌いでした」と苦笑する中野久さん(56歳)は現在、那須塩原にある「喬心庵」というそば店の主人。きっかけは40代ではじめた趣味のうどんづくりだった。そば打ちは、人から最良の粉と加水率を紹介されてはじめたものだが、すっかりこちらに夢中になってしまった。
 「おいしいそばを多くの人に食べてもらいたい」という願いのもと、趣味の域を超え、いつしか本業とするまでになったという。しかし、店を開くにはほかにもなくてはならないものがあった。
 「そばづくりには多量の水を使いますので、水のおいしい土地が開店の絶対条件でした」

そばの味と温かな接客が評判に
 横浜で暮らしていた中野さんが、そばに適した水を求めてたどり着いた土地が那須塩原だった。数年前、建築家の倉島和弥さんの設計による店舗兼住居を建て、54歳で早期退職して夫婦でそば店開業に乗り出した。
 「そばづくりは体力勝負。定年を待っていたら、体がもたないですからね」と笑う。
 厳選した国内産原料、丹精を尽くしたそばづくり、丁寧に仕上げたかえしでつくるつけ汁。実直な中野さんの人柄が伝わるそばの味と女将の温かい接客に、ファンがひとりまたひとりと増え、オープンして2年余り、来客数は延べ2万数千人を超えている。電器メーカー勤務だった中野さんだが、そばを打つ手は、すっかり職人のそれになっていた。

≪DATA≫
所在地/栃木県那須塩原市
敷地面積/約750m2  建物面積/168.01m2
利用開始/2002年9月
設計/倉島和弥(RABBITSON一級建築士事務所)TEL:04-2928-7310
http://www.asahi-net.or.jp/~vr3k-krsm/
「喬心庵」(栃木県那須塩原市関谷2043-5 TEL:0287-34-0115)。約24畳の客室は、高さ6.5mの吹抜けとゆとりのテーブルの配置で開放感たっぷり。テーブルはすべて中野さんの自作 

入り口近くに据えられた薪ストーブ。個人輸入で市場価格の半分程度で購入し、設置も建築家や息子さんと一緒に行うなど、コストを極力抑えた 「お客さんの笑顔が原動力」とそばづくりに打ち込む中野さん 樹齢数百年以上のヤマグリをはじめ、構造材は味わいある木肌の広葉樹を主に使用 そば粉は最高級品を厳選。耳たぶほどの柔らかさに練り込まれる

バックナンバーはこちらから
那須・塩原・日光エリアの注目物件はこちら