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2005/8/12更新

田舎暮らしに憧れて建てた陶芸とDIYを楽しむ里山の家

房総・宮下さん

将来、定住するための土地選び
 ふたりとも東京の下町生まれ、下町育ちという宮下実さん、房子さん夫妻が望んでいたのは、リゾートライフというよりも田舎暮らしだった。だから探した土地は別荘地でなく、房総・大原町の里山。目の前には田んぼや竹林が広がり、きれいな小川も流れている。海まで約7km、さらにゲンジボタルの里や養老渓谷にも近い。あふれるほどの自然が何より気に入った。
 「リタイアしたら定住するつもりですから、温暖で暮らしやすいところを探したんです。ここは知り合いが所有する建物が建っていたところなんですが、老朽化していたので壊して建て替えました」

お互いの趣味が田舎暮らしを豊かに
 実は、デッキは実さんのDIYによる最初の作品。週末だけの作業ということもあり、完成には1年以上かかっている。
 「だって板を3枚張ったら、もうビールですからね。全然進みません(笑)」
 いっぽう、妻の房子さんはここで陶芸を楽しんでいる。房子さんの陶芸歴は長く、大原に来たのも自分の窯を持ちたいからだった。現在は、妻が焼く陶芸作品のために、夫が屋根裏のギャラリーや飾り棚をつくるという、お互いが趣味三昧の日々。実さんのDIYはこちらに来て始めたものだそうだが、今や房子さんの絶大な信頼を得るに至った。
 最初は心配していたご近所づきあいだが、すんなり溶け込んで町内会の集まりにも積極的に参加しているという。
この屋根裏部屋も実さんのDIYによる成果。ゲストルーム兼房子さんの作品を飾るギャラリーとして利用している

≪DATA≫
所在地/千葉県大原町
敷地面積/369m2  建物面積/106m2
利用開始/1999年9月  建築費/約1800万円
設計・施工/つるおか工務店(TEL)0470-68-4848

庭に建てた別棟が房子さんの工房。荒川区主宰の陶芸教室に応募したのがきっかけで先生について修行をすることに タケノコやフキノトウなど自然の恵みが豊かだから食の楽しみも広がった。近くにはゲンジボタルの里もある 建物は地元の工務店で建てた。週末利用というより定住に重きを置いている。家の前のデッキが実さんの作品第一号

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