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2005/9/30更新

石窯のある庭で休日はピザ職人になる

伊豆・若松さん

新幹線通勤だけど自然のなかで子育て
 石窯の蓋を開けるとローズマリーとオリーブオイル、そして生地が焼ける何ともおいしそうな香りがあたりに漂う。
 「トマトソースにモッツァレッラチーズたっぷりというのもいいけど、僕はこのシンプルなピザが好きですね」
 大手町に勤務する若松英郎さんが、伊豆の別荘地で暮らし始めたのは一昨年の春。長女の南菜子ちゃんを自然のなかで育てたいと数年前に土地を購入し、新幹線を使えば東京に通勤もできることから定住を選択した。
 石窯を計画したのは引っ越してから1年半ほどたった昨年の秋のこと。近所の友人家族と庭でバーベキューパーティーを開いていたとき、友人がふと「ここに石窯があると楽しいだろうね」と口にしたのだ。

パーティーは石窯を中心に
 最初は窯を夫婦で手づくりすることに。ところが、庭の工事を依頼した造園屋さんに話したところ、「彼にも石窯という言葉がヒットして(笑)、僕の持ってた解説書を持って帰っちゃった」。かくして庭にプロの手になる大谷石製の窯が誕生。レンガ製と違い、温まるまで時間はかかるが、火のまわりは抜群だとか。
 ピザ焼き修業、約半年で「外はカリッ、なかはモチッとした理想の焼き上がりはまだ3回に1回くらい」という若松さん。パンを焼いたり、クリスマスにはローストチキンにも挑戦したが、「ピザより温度調節が難しいですね。ピザは350度くらいでもいいのですが、パンやチキンはそれだと表面が焦げてなかまで火が通らない」と、まだまだ研究の余地ありだと笑う。
今日は同じ別荘地に住む岡根さん一家を招いてホームパーティー。暖かくなると庭で、ピザを焼きながらグラスを傾ける

≪DATA≫
所在地/静岡県函南町
土地面積/363.07m2
建物面積/106.72m2

焼きはじめる2時間前に石窯に火を入れる。ゲストの岡根さん(左)も最初から参加 ローズマリーとオリーブオイルと塩だけのシンプルなピザ。焼きたてのおいしさは格別 おもてなしメニューを記録した妻の綾子さんの「石窯のおと」 ノートの最初のページには計画当初のプラン図も

食卓には子どもたちのためのデザートも。パーティーでは得意の料理を持ち寄ることが多い 子どもたちもピザづくりに参加。右は南菜子ちゃん、左は岡根さんの二女、瑠依ちゃん

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