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2006/11/15更新

澄んだ空気のなかで、アロマセラピースクールを営む

蓼科・井田さん

標高1400mの理想の住処
 「標高1400mになると空気感が変わるのを知っていました。1400mが理想の住処だと思っています。1500m〜1600mでまた空気感が変わりますが、そこは山の精が住むところですから」
  と、蓼科高原の標高1400mに住む井田知秋さんは、さわやかに話す。
知秋さんと妻の美智子さんはアロマセラピストを養成する講師で、3年前に〈蓼科ビレッジ〉に居を移し、スクールを開校している。全国から、生徒たちが通ってくるが、「蓼科に移って、都会の生徒さんたちは大喜びでした。温泉があるし、森のなかの散歩もできる」と楽しみにしているという。

事務所とショップ兼住居。レッスンは増える一方で、寝室の一角にもトリートメント用ベッドが置かれ、プライベートの空間がほとんどない家になり、近々増築する予定

パウダースノーの雪かきで元気になる
  大自然のなかで、しかも街にも近いこの環境が気に入っているが、冬の厳しさはかなりのものがある。「今年は寒い冬でした。それも、マイナス20℃の夜にかぎって灯油が切れたのです。電気のファンヒーターを入れましたが効果なし。翌朝、家族で温泉に走りました」と、体験談を語る。それ以来、ランタン式の灯油ストーブと予備の灯油缶を置いて備えている。
「でも、冬はいいですよ。雪は降ってほしい。空気は澄みますし、青空も澄んできれいです。雪かきはきらいじゃない。元気になります。ここはパウダースノーなので、サクッサクッサクってできちゃいますから」(知秋さん)
  移住を決めたとき、ちょっとだけ気がかりだったのは1歳だった長男の光太郎くんのこと。「狭い家に生徒さんが大勢集まるので、人見知りしなさすぎる子になってしまいました」と、美智子さんは笑う。4歳になって幼稚園に通っているが、あいさつが大好きな、みんなの人気者だ。同年代の友だちもいる。
「もう、ここから離れられない」と、ふたりは口をそろえる。

井田さん夫妻はJHAS(日本ホリスティックアロマセラピー協会)に所属。精油を使った芳香浴やトリートメント(マッサージ)で、エネルギーの流れを高め、癒やす 。精油は70種類ほどあって、使い分ける デッキからの景色はすばらしく、コナラなどの雑木林が気持ちのいい緑の葉を広げ、遠くに南アルプスや中央アルプスを望む
傾斜地に建つ、建築家による設計で建てられたスタイリッシュな家。左から部屋側からのデッキ、庭側からの家、玄関側からの全景、玄関

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