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2007/4/13更新

新幹線通勤で手にした圧倒的な自然に囲まれた生活

軽井沢・福田さん

窓いっぱいに広がる新緑と、雄大な浅間山
 昼下がり、前夜から降りつづいた雨があがり、雲間から、いままさに浅間山が顔を出そうとしている。雨にぬれた新緑が光に反射して、濃さを増す。初夏の軽井沢の美しい自然が、福田悦治さん、幾子さん夫妻が住む家の窓いっぱいに広がる。
 「都会に住んでいたときは、季節の移り変わりは気温でしか感じませんでしたが、ここではまず視覚で感じます」と悦治さん。かつては都会派だった悦治さんだが、30歳代半ばを過ぎたころから、自然のなかで暮らしたいという思いが強くなったという。
 4年前、悦治さんの東京転勤をきっかけに、幾子さんとともに、それまで住んでいた名古屋から〈オナーズヒル軽井沢〉に移り住んだ。東京への通勤圏で、自然があり、ほどよく便利な暮らしができる場所を考えたら、軽井沢だったのだ。結婚式をあげた軽井沢の印象が、強く心に残っていたこともあった。
 悦治さんは、毎朝6時半に家を出る。軽井沢駅まで幾子さんの車に送られ、長野新幹線「あさま」で東京へ向かう。ドアツードアで2時間ほどかかるが、満員電車に揺られることを思えばさしたる苦ではない。
視界をさまたげないように桟にワイヤを使ったデッキから、正面に雄大な浅間山を見る

自然も、ショッピングも楽しめる生活
デッキで、愛犬の華、天とともに
 幾子さんも軽井沢の会社で働いているが、4年がたって、地元の人との交流も深まった。
 「以前はジャムって買うものだと思っていましたが、手づくりするようになりました。近所の方に教えてもらって、いろいろ試しています」と、幾子さん。「必要に迫られて」草むしりもするし、苦手だった虫にも慣れてきた。ウサギ、タヌキ、キツネ、テン、シカも現れ、圧倒的な自然に驚かされる日々だ。
  休日は、軽井沢にあるアウトレットや、旧軽でショッピングを楽しんだり、少し車を走らせて、蓼科を散策することもある。ときには草津まで出向き、名湯につかる。これからは、ゴルフに庭づくり、薪割り……。
 「まだまだやりたいことがいっぱいあります」と、ふたりは口をそろえた。
2階のフリースペースから、新緑の森を見る。窓にはカーテンをつけず、開放的にした 樹リビングからダイニング方向を見る。室内に扉はなく、スキップフロアで空間が区切られている リビングからフリースペースを見る。吹抜けで窓が大きく、光が差し込む明るい空間だ
ルバーブのジャムをつくる幾子さん。大きな束が、軽井沢のスーパーでは299円だった 福田さん宅。メンテナンスが楽な黒い屋根材を使い、シックな印象だ 裏に広がる森には、さまざまな小動物が生息している

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