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2008/3/19更新
標高1200メートルの花園 ガーデニングとは一線を画すイングリッシュガーデン
八ヶ岳・K山荘
プロ任せで始めた庭作り
 別荘を建てたのが8年前、05年の1月には定住を始めた加藤さんの庭は、バラを中心とした花の庭だ。
 「最初は庭をつくろうなんて気はさらさらなかったんです。バラを植えたいなと思った程度で。その苗だって、四季咲きで花が大きめであればなんでもいいからって、専門家に任せちゃったぐらいですから」
  枕木の階段と規模の大きな土留めはプロに依頼し、そこから徐々に花壇や園路を広げていった。苗や種は通信販売を利用して、種類を増やしていった。
以前からあったカスミザクラの木を残して、下にテーブルを置いた。白い柵はシカよけのために設けたが、一部まだ工事中。「まんたけ」の由来は家の設計者と加藤さんの名前を合わせたもの
バラ以外にもさまざまな花が咲く。園路は自ら造作した
高原ゆえの苦労もまた楽し
 しだいに花園作りにはまってはいったものの、標高1200mという高原だけに、なかなか園芸雑誌の通りにはいかない。たとえ宿根草でも翌年の春になると、なくなってしまうものがいっぱいあった。
  カラマツの落ち葉にはいまでも難儀している。カラマツは油が多いので腐りにくく、含まれるフェノールが草花の生育に悪いからだ。庭の表面を覆ってしまうため、通気が悪くなるからだ。カラマツが降る1カ月間は毎日、掃除をしなければならないという。
「それでも手をかければかけるほど、どんどんよくなっていくんですね。去年より今年、今年より来年と、手をかけただけの成果がありますから」
  だから楽しいと加藤さん。今年は薪小屋をつくり、南側に柵を増設して、と加藤さんの庭は常に進行中だ。

<DATA>
所在地/長野県諏訪郡富士見町
標高/1200m
敷地面積/990m2
延床面積/193m2
こうした小規模な土留めはプロに手ほどきを受けて、加藤さんが製作した 「バラは咲いたら花殻摘みが大切ですね。そのままにしておくと次の花が貧弱になったり、開花が遅れたりしますから」と加藤さん。だから7〜8月が繁忙期になるという
取材・文/PLUS ONE 撮影/坂田峰夫
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