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| 大きく空へ向かって張り出したウッドデッキ。ここからと屋内からでは景色が違って見えるように設計された |
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「ピクチャーウインドーのように、景色を閉じ込めたくないと思いました。室内よりも、外が主役。だから壁に対して窓枠を低くしたんですよ」。窓枠が出っ張っていると額縁のようになってしまうからだそう。自然の美しさを人間がキャッチして映し出す……そのコラボレーションを楽しむため、内装は控えめな色で統一し、風景を最大限に生かした。
とよださんのお気に入りの場所は、やはりウッドデッキ。「別荘でゆっくりしようと思っていても、仕事がはかどるんですよね(笑)」。ここで景色を眺めているとアイデアが浮かんでくるそうだ。
「私が幸せを感じる瞬間って、たくさんあるんです。枝の間から青い空が見えたり、部屋の中の白い壁に木の葉の影がきれいに映り込んで、夕日が当たっている部分がオレンジ色に染まっていたり……。それだけで心が満たされてしまう。だからここではいつも新鮮な気持ちで朝が迎えられて、飽きがこないんですよね」
自然は一秒ごとに姿を変えていく。今この瞬間も青い空に浮かぶ雲が形を変え、風が木々を揺らして違う影を生み出す。
「自然がつくってくれる偶然の出来事を美しく感じる。ここにいると一瞬でも目を離すのがもったいないくらいです」
とよださんがつくり上げた別荘は、どこにいても自然が感じられる。ここは持ち主を幸せで満たす場所なのだ。 |