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工法別・別荘建築の特徴とポイント(3)

木質パネル工法

工場製作のパネルは確かな断熱・気密性

木質パネル工法の構造の仕組みは、2×4工法とほぼ同じ。両者の違いは、構造パネルを現場でつくるか、工場でつくるかです。工場で製作するパネル工法は、大きく二つのメリットを持ちます。

一つは、より確実な断熱性を持つ点。パネルにはあらかじめ内側に断熱材を入れ、サッシも取り付けてしまいます。そのため、断熱材を雨風にさらさず、しかもムラなく入れることができ、大切なサッシまわりの断熱・気密も確実にできます。もう一つは、工期が短縮できる点。パネルをプレハブ化しているため、現場にそれを運んで組み立てれば構造は出来上がってしまいます。

広い部屋をつくりやすい。パネルによる制約も

パネル工法では、在来工法ほどの開放的な窓は取れませんが、家の中は、広いオープンな間取りにしやすい。断熱・気密性が高く、暖房効率がいいという性能が、広い部屋をつくるうえでも理にかなっています。

ただし、パネル工法ゆえの制約もあります。壁で建物を支えるため、大幅な増改築は難しく、曲面の壁や変形の部屋は、大きなコストアップにつながります。こういった点は2×4工法と同様です。

■木質パネル工法の特徴
デザイン お好み次第の洋風デザインができるが、どちらかといえば北欧風。2×4工法よりもシンプルな仕上げが似合う mashinecut_210x166
断熱
気密性
断熱・気密性ともに2×4工法以上。その分、室内の換気には十分な気を配る必要がある
間取り 断熱・気密性が高いことからも、壁や扉で仕切らない広くオープンな部屋をつくりやすい。ただし、増改築は難しい
コスト パネル工法は住宅メーカーの商品となるため、各メーカーの設定した価格になる。グレードはさまざま

図解:別荘工法のあれこれ

図解:別荘工法のあれこれ