最終決断から契約・入居までのチェックポイント(2)
別荘(新築)
新築の別荘には4つの販売の形がある
新築別荘を手に入れる選択肢は下の4つ。最近は在庫化するのを避けるため、「建売分譲」は少なくなってきています。そのほかの3つはいずれも建物が未完成の状態で契約するわけですから、建物プランを煮詰めていく過程で買い主が果たす役割は大きくなります。
ポイントはまず予算面のチェック。大きな狂いが出るとすれば、その筆頭は基礎工事費です。土地の傾斜や地下の障害物などは区画の中の建築位置によっても違いが出ることがあります。見積もりを出してもらうときには、工事の着手後に金額の変更がありえるのかどうかを確認しておきます。オーバー分を負担してくれる会社もあれば、当初は精度の低い(安めの金額の)見積もりを出し、契約後になし崩し的に増額してくる会社も中にはあるのです。また、逆に買い主としては、途中で仕様やプランを変更したりしないこと。確実に予算オーバーの原因になります。
別荘の4つの新規分譲の形と注意点
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新築別荘を手に入れる手順とその注意点
契約から入居までの流れの中では、工事の節目節目には現地に足を運び、契約どおりに進んでいるかを確認するようにしましょう。施工側の都合で建築位置をずらしてしまうなどの変更は起こりえます。それが眺望に大きな影響を及ぼす場合もあるのです。
実際に問題が起こってからでは工事の中止などでトラブルになりますから、事前にコミュニケーションを取り、こちらの意図や希望を理解してもらう姿勢が大事です。
資金面で注意したいのは中間金。「建売分譲」「売り建て分譲」は必要ありませんが、残りの「建築条件付き土地分譲」と「土地購入+上物建築」では工事着手時、引き渡し時のほかに通常は一〜二度の中間金を支払います。ローンを組む人は融資が下りるまで待ってもらえるかどうか、あるいは一時的に調達できる資金はないかなど、交渉や調整をする必要があります。
別荘(中古)
中古別荘では建て替えの条件も見逃せない
築15年以上の中古別荘は、基本的にはいずれ建て直すという考え方で購入しましょう。建物のチェックでは、基礎や構造部分の状態、雨もりやカビはないか、給湯器や上下水道、ガスなどの設備が機能するかを重点的に。
建て直す際にどんな建物が建てられるかは、土地にかかる各種の規制で決まります。重要事項説明書のコピーを早めに入手するなどして、確認しましょう。建築後の法改正などで現在より小さな建物しか建てられない、あるいは現在では建築許可が下りないという土地もあります。借地権や定期借地権の土地に建つ中古別荘は、借りられる残り期間と更新の条件、 地代の滞納なども確認しましょう。温泉権は通常10年ごとに更新され、その都度、更新料が必要です。
中古別荘ならではの注意点
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購入の流れとその注意点
中古別荘は、一般に購入する物件を担保にローンを借り入れることが難しいのですが、自宅を担保にする、あるいはフラット35を利用するという選択肢があります。その場合、融資が下りるまで時間がかかる傾向があります。スケジュールには余裕を持って臨みましょう。
諸費用面では、建物のグレードや築年数によっても格差は大きいのですが、物件価格に対する登録免許税などの割合は、ほかのリゾートに比べて高くなりがちです。加えて、リフォーム費用や室内クリーニング、家具類の購入なども考えると、資金面でも余裕を持っておきたいところです。

