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リゾートマンション・別荘購入ガイド

リゾートマンション編

アルコーブ
廊下や通路、室内のくぼんだスペースのこと。マンションの場合、開放廊下から少し引っ込んだ各住戸の玄関前部分を指す。
アンボンドエ法
マンションの工法のひとつ。床、天井などのコンクリートスラブにピアノ線状の鋼材を通し、この鋼材を引っ張って固定させる工法。天井の小梁がなくせるために室内の圧迫感が解消され、スラブが厚くなるため遮音性も高まる。
浮床工法
マンションなどの床の工法のひとつ。コンクリートスラブの上にグラスウールなどの緩衝材を敷き、その上にモルタルコンクリートを施工。さらにフローリングやカーペットで表面を仕上げるため、遮音性が高い。
管理規約
管理組合のルールのこと。本来は区分所有者が相互に取り決めるものだが、管理会社があらかじめ決めたルールを承認する形が一般的。規約の制定、改定、廃止には区分所有者および議決権のそれぞれ4分の3以上の同意が必要になる。リゾートマンションでは総会出席者が少なく、これらの規約の変更はかなり困難なため、納得いくものであるかどうかを購入前にチェックする必要がある。
管理形態
別荘地やリゾートマンションの管理形態には、(1)常駐、(2)日勤、(3)巡回、(4)自主の4種類があるが、リゾートとして楽しむには常にスタッフが管理センターにつめてサービスを提供する(1)常駐が望ましい。
逆梁工法
柱と梁で建物を支えるラーメン構造で、通常とは逆に、天井のコンクリートスラブの上に梁を配置するもの。室内に梁が出ないので圧迫感がなく、背の高い家具も置きやすい。バルコニーに面したリビングのサッシも床から天井までのハイサッシ、間口いっぱいのワイドサッシになり優れた眺望が楽しめる。
共用施設
リゾートマンションの共用施設には使用に当たって有料のものと無料のものがある。有料は使用ごとに料金を支払い、無料のものは管理費の中に均等割りで含まれることになる。あくまでも管理費とのバランスだが、利用頻度の低い施設は有料のほうがリーズナブルといえる。全戸分のスペースがない駐車場も無料だと不公平感がある。温泉大浴場などの共用施設は利用できる期間や日時に制限があるケースも多い。自分の利用スタイルで十分に楽しめるかも考慮したい。
再販売物件
販売を一時停止したり、売主が替わって、改めて価格や管理費などを見直して販売されるリゾートマンションのこと。価格が大幅に安くなっているだけでなく、一般にはシックハウスの原因物質も軽減されていることが多い。半面、設備面の老朽化やコストダウンのためのサービス縮小、共用施設の閉鎖も考えられるので、確認し、納得したうえで購入したい。
さや管ヘッダー工法
給排水管の工法のひとつ。給排水管が鞘(さや)となる管の中を通る二重管になっていて、メンテナンスがしやすい。一部の中古リゾートマンションでは給排水管が直接コンクリートスラブに埋め込まれているケースがあるが、メンテナンスの困難さを考えるとこうした物件は避けたほうが無難だ。
遮音性能
住宅の遮音性能を表す値にはD値とL値がある。D値とは、壁や窓から伝わる空気伝搬音に用いられ、数値が大きいほど性能がいい。D−50なら一定の条件で50デシベルの音を遮音するという意味。反対にL値は固体伝播音に用いられ、上階で発生した音が床・天井を通して下階で聞こえる音の大きさを示すので、値の大きいほど性能が悪い。L−45なら一定の条件で45デシベルの音が聞こえるという意味。静かな環境に建つリゾートマンションの場合、上下階の部屋の物音が非常に気になることがある。とくに週末に大人数でパーティーを開いている部屋の下に定住のリタイア世帯が暮らしている場合などは深刻だ。リゾートマンションのタイプで購入層を判断し、目的に合った物件を選ぶことがポイントになる。
モデルルーム販売
完成物件のリゾートマンションにおいて、モデルルームとして使用した部屋をその使用期間に応じて値引き販売すること。設置してある家具も付いてくる場合もある。一般に使用中にできた汚れ、キズなどは原状のまま販売するが、設備機器の不具合など、使用に支障がある故障は交渉の余地がある。